RPAツールでロボット開発ができる人の特徴とは

2021.8.16

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■ もくじ

ロボットを開発(シナリオ作成)できる人はどんな方だと思いますか?
本コラムは、RPAツールを自社運用される方のために記載しております。

RPAツールの自社運用をご検討の方は、

  • どんな人材が必要になるのか分からない
  • 自社に適切な人材がいるのか分からない

とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
一般的には、情報システム部の方、プログラミング知識がある方、IT知識が豊富な方などがRPA担当者としてイメージされているのではないでしょうか。導入するRPAツールによっても、シナリオ作りに求められる知識や経験が大きく異なりますので、本コラムではRPAツールEzAvaterでロボットを開発されている方の特徴についてお伝えします。

EzAvaterでロボット開発をしている方の4つの特徴

1. パソコンやExcelなどの基本的な操作ができる
2. 分からないことを自分で調べて試してみる
3. メーカーや購入先にお問い合わせができる
4. 業務自動化を自分の役割として取り組んでいる

上記の4つの要素は、EzAvaterをご利用中のお客様にお聞きした内容です。Excelのマクロやプログラミング知識がある方といった技術的な要素ではなく、物事に取り組む姿勢やご担当者様の社内の役割の明確化などが挙げられている点が意外でした。

EzAvaterをご利用いただいているお客様の多くは、IT部門の方ではなく、Excelのマクロを組んだ経験もない方です。IT部門の方でなくても、社内の業務自動化推進の担当者として数々の業務を自動化し実績を残された方が多数いらっしゃいます。

その方が、社内のRPA人材を増やそうとされた経験から導きだした答えが上記の4つの特徴です。
パソコンやExcelなどの基本的な操作ができない方が、RPAツールを使いこなせないという点については説明の必要はないと思いますので、ここからは

「分からないことがあった場合に自分で調べて試してみる」
「調べても分からなかった場合は、メーカーや購入先にお問い合わせする」
「業務自動化を自分の役割として取り組んでいる」

についてお伝えしていきます。

重要な要素1:分からないことがあった場合に自分で調べて試してみる

PAツールは簡単なものからプログラミング知識がなければ使いこなせないものまで幅広い製品があります。
どんなに簡単なツールでも、マニュアルも見ることもなく、躓くこともなく、やりたいことが全て実現できる訳ではないことは容易に想像していただけるかと思います。
どのRPAツールでも必ず分からないことが出てきます。RPAツールに限った話ではありませんが、自分で調べて試してみるという経験を通じて使い方を覚えていくものです。

例えば、Excelを使って売上額の中央値を割り出したいとします。自分で調べることができる人は、検索エンジンを使って「Excel 中央値」などのキーワードを入力して中央値の割り出し方を調べ、実際に試してみると思います。きっと、Excelの関数で割り出すことができるということに気づき、試してみて割り出し方を理解するのではないでしょうか。

どんなツールでも、分からないことがあった場合に、自分で調べて試すことができる人であれば、自社の先駆者としてノウハウを溜めていくことができるため、RPAマスターになれる可能性があります。

重要な要素2:調べても分からない場合は、お問い合わせする

「そんなの当たり前だ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は、分からないことがあっても購入先やメーカーにお問い合わせしない方の割合が非常に多いのが実情です。

当社から「うまく活用できていますか?」と電話やメールでお聞きすると「やり方が分からない」「〇〇の使い方を教えてほしい」などのご要望をお聞きすることが多いのです。

先ほどもお伝えしましたが、どんなに簡単なRPAツールでも、何も躓くこともなく、やりたいことが全て実現できる訳ではないのが現実です。お問い合わせすれば多くの問題が解決できるので、お気軽にお問合せいただければと思います。

重要な要素3:業務自動化を自分の役割として取り組んでいる

ITが得意という理由だけで何となくRPA担当になる方もいらっしゃると思いますが、業務自動化は一人で成し遂げられるものではありません。業務の内容をヒアリングした上でシナリオ化する必要があるため、多くの方とコミュニケーションをとる必要があります。
そのため、多くの方がご担当者様に協力する体制がないと、思ったような効果が得られません。EzAvaterの場合は操作が簡単なため、各業務のご担当者様がそれぞれ自動化シナリオを作成することも可能です。

しかし、導入当初は数名の方が社内のRPA担当者として様々な部署の業務を自動化していくことが多いと思います。ここでRPA担当者となった方が、責任をもってRPAを推進していく体制がカギとなります。

また、社内でRPAスペシャリストを育てるという意思と体制も重要です。どんなにやる気があっても他の業務で手一杯の状態ではスペシャリストを育てることはできません。RPA担当者の方が周りの協力を得られるように、事前にRPA導入の目的をご説明いただくことも重要です。RPAで自動化できている業務があれば、ロボットが動作している様子を多くの方に見ていただき、その効果をご説明いただくと良いでしょう。
「RPAは自分の業務を奪う危険なツールだ」と感じている方も一定数いらっしゃいます。RPAの効果だけではなく、RPAの弱点やAIとの違いについてもご説明いただけると安心いただけるのではないかと思います。

まとめ

以上、EzAvaterでロボット開発をしている方の4つの特徴をお伝えしてきました。以下に要点をまとめてみましたので、ご確認ください。

1. パソコンやExcelなどの基本的な操作ができる

2. 分からないことを自分で調べて試してみる
分からないことを自分で調べて試してみることができる方は素質がある

3. メーカーや購入先にお問い合わせができる
分からないことがあってもメーカーや購入先にお問い合わせしない方が多く、RPAを十分に活用できない原因の一つ。お問い合わせすれば多くの問題が解決できる。

4. 業務自動化を自分の役割として取り組んでいる
業務自動化と本来の業務を兼務されるご担当者様を支援する体制が重要。そして、組織としてRPAスペシャリストを育てるという意思も重要。

現在、RPAツールをご検討中の方々は「そんなことは当たり前だ」と思うかもしれませんが、RPA導入後に苦労されている企業様が多いので、是非、参考にしていただければと思います。

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ペンネーム アバ太

EzAvaterで事業を始めた人。1児のパパ。

趣味:ロードバイク ヒルクライム
悩み:家の近くに山が無いこと
好きな言葉:志定まれば、気盛んなり
好きなキャラクター:
鬼滅の刃 善逸
キャプテン 谷口

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